税理士試験から考える~40代以降の勉強時間捻出方法と勉強方法~


前回は私の社会保険労務士試験の受験経験から、勉強時間の捻出方法を考えました。

私にとっては社会保険労務士試験もですが、税理士試験のときの勉強方法と時間の捻出にとても苦労しました。

今回は税理士試験の際の勉強方法と時間の捻出方法について考えてみたいと思います。

私の場合はとにかく最後の1教科の受験でとても苦労しました。

それは・・・

✔40代での受験であったこと

✔前回の税理士試験受験から10年以上経過しており、勉強のブランクがあったこと

✔子供がいるので、時間を全部自分のためにだけ使えないこと

これは社会保険労務士試験や税理士試験の他の科目の時にはなかったことでした。

40代以上に限らず、社会人であれば勉強時間捻出のためには、すきま時間の活用が必須かなと思います。

1時間、2時間という時間をまとめてとるというのは結構大変ですよね。

私は税理士試験のときにも、通勤の行きと帰りの電車の中、昼休みの時間を勉強時間に充てていました。

そして朝が得意なので、相変わらず朝勉をなるべくするようにしていました。

以前は土日は勉強時間に充てることができていましたが、土日は子供の予定などに充てるため、ほぼ勉強はできませんでした。

記憶力が落ちている・・・

確かにそうなんだろうなあと思います。

ただ、税理士試験は暗記が前提の科目が多いので、暗記できていないとスタートラインに立てません。

私の場合はとにかく1つの教材を何回も何回も読む!!

とにかくこれ!と決めたものだけを何度もやりました。

というかいろいろなものをやりたくてもやる時間がなかったんですよね。

40代以降の場合は特に焦らず気長に続けるしかないのかなあと思います。

すぐには結果につながらないこともありますが、粘っていくと何とか先が見えてくるような気がします。

私は最後の科目に3年かかりました・・・

合格した年も「受かった!!」という実感は全くありませんでした。

ただ、合格した年は合格率が去年よりも少し高かったので、ラッキーだったなと思います。

粘っていたからこそ、ラッキーもやってきてくれたのかな。