アナログな部分を大切にしたい~「人」に関すること~

今、いろんなことがデジタル化されています。

スマホでいろいろな手続きを行うことも増えました。

といいますか、スマホがないと手続きなどができない場合もあります。

ものすごく便利ですし、デジタル化は人材不足を補うためにも必須のものともいえます。

今、想像しているよりも数年先はもっともっといろんな技術が進んでいるでしょう。

経理、税務、労務の仕事においても、今やこのデジタルなしでは進みません。

申告書を電子申告する、会社の経理も領収書を読み取って自動で仕訳する、社会保険の手続きを電子申請する などなど

一方でアナログなこともまだまだあります。

例えば私の仕事でいえば、「相続」や「労務の問題」など

手続などとは違って、「人」に関することはデジタルでは済みません。

「人」のことについては、私はむしろアナログな所が大切だと思っています。

相続ならば、
ご家族のお話をお聞きして、どのような想いを持っているか、どんなことを望んでいらっしゃるかを知る

労務のことならば
経営者がどのような想いを持っているかを聞くことや、従業員が仕事について考えていることに耳を傾ける 

時間もかかりますし、思ったように進まないことも多いんですけどね。

デジタルでどんどん効率化できることは効率化し、一方で、アナログでなければいけない部分には時間をかけていくことが必要かなと思います。

アナログでなければならない部分は、この先何年たってもアナログのままなんだろうという気がしています。

これは私が昭和世代ど真ん中だからということも関係しているかもしれませんね。

世の中のいろいろなことがデジタル化されてきて、とても便利になっています。

この流れは進むことはあっても、アナログに戻ることはないでしょう。

でもどれだけデジタルの時代になっても、やっぱりアナログでなければできないことも絶対にある。

その部分に関わる仕事をさせていただいているからこそ、アナログな部分をもっと大切に今後も進んでいきたいと思います。