事業を営む経営者にとっての経理と税務の境目

事業を営んでいる場合、経理と税務申告は必ずしなければなりません。

税務申告は法人であれば法人税(消費税)、個人事業であれば所得税(消費税)ですね。

経理業務とは

✔会計ソフトに仕訳を入力して、取引の記帳を行う(記帳業務)

✔領収書、請求書の整理

✔仕入先に支払を行う

✔請求書の作成

✔売掛金・買掛金の管理

✔給与計算と給与の支払

✔源泉所得税や住民税の支払

✔立替金の精算 など

大きな企業であれば、経理は自社で行っているでしょうし、税務申告も社内で作成している場合もあると思います。

ただ、小さな事業の場合には

○経理を外注している+税務申告は税理士へ依頼

○経理は自社で行っている+税務申告は税理士へ依頼

このどちらかが多いのではないでしょうか。

ただ、経理は自社で行っている場合でも、会計ソフトへの入力は税務申告と合わせて税理士に依頼している場合も結構多いかもしれません。

私が知っている経営者の方で、法人税の申告をご自分でやっているという方がいらっしゃいました。

経営者自ら法人税の申告書を作成しているという方は少数派なのではないかと思います。

税務申告はやらないといけない、提出しないといけないからとりあえずやっているともおっしゃっていました。

税務申告はそういう方も結構いらっしゃるかもしれないですね。

先ほどの経営者の方のように自分でできる場合を除いて、税務申告を自分でやろうとすることは必要ないのかなと私は思います。

そこは専門家に外注して、本業へ時間を振り向ける方がいいと思います。

ただ、経理については経理を自社でやっている場合も、外注している場合も、事業の数字は経営者が把握しておくことが必要です。

作業は自分ではやらないかもしれませんが、本当の意味での丸投げにしないということです。

事業を始めて間もない場合などは、経理の細かい内容や税金について、詳しくは把握できていないという場合もあるかもしれませんが、これらは今後事業を継続して営んでいくうえで大切なもの。

できるだけ早いうちに経営者の方は自社の数字を把握するようにしていきたいところです。